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両家顔合わせの流れや進行について不安を抱えていませんか?
当日の服装や手土産の有無、食事や交通費のお支払いなど最低限のマナーやルールについて詳しく知りたい方も多いと思います。
今後のお付き合いのことを考えると、なるべく堅苦しすぎないお食事会で仲を深めていきたいですよね!
そこで今回は、「気軽なお食事会」を基本としつつ、お相手の家族に失礼のないやり方をご紹介していきます。私の体験談も踏まえて記載していますので、ぜひ参考にしてください。
✓この記事の対象者
・両家顔合わせの流れ、進行の仕方を知りたい方。
・服装や開催場所に迷っている方。
・お会計や手荷物の有無など最低限のマナーを知りたい方。
・体験談を聞いて参考にしたい方
①両家顔合わせの流れ

まずは両家顔合わせの流れ・進行についてご紹介します。
あらかじめ予定を決めておくと、当日バタバタすることなくスムーズに進行することができます。「こうしなければならない」というルールはありませんが、基本的な流れを把握してから望むと良いでしょう。

・両家集合
◎新郎新婦側は可能な限り、1番に来て案内できるようにしましょう。
両家が先に揃ってしまうと気まずい雰囲気になってしまいやすいです。集合時間の10~15分前にはお店に到着し、案内できるように準備しておきましょう。
集合時間より早めに来てくれる家族も多く、お店の前での待ち時間が長引いてしまうことがあるため、余裕があればお店の近くに待機場所がないか確認しておきましょう。
(対策例)
・日影や雨除けとなる場所の確認。
・早めにお店に入ることは可能か確認。
・近くの暇つぶしスポットをあらかじめ家族と共有。
〇席順
お店のスタッフに従い、食事会の場所まで案内してもらいます。
個室の場合は、入口から遠い方に年長者(両家の父親)を案内するのが一般的です。
〇兄弟がいる場合は、父→母→兄→妹→新郎/新婦のように座ります。

1、はじまりのあいさつ
全員到着後に、最初の挨拶を新郎または新郎側の父親が務めます。
お店の方は飲み物の注文を待っていますので、出来る限り手短に済ませましょう。
来てくれたことへの感謝と本日がどういった会なのかをしっかり伝えましょう。
◎挨拶(例文)
①新郎
「本日は、ご多忙の中、お集まりいただきありがとうございます。私と〇〇さんの婚約にあたり、お互いの家族を紹介する機会を作りたく、この場を設けさせていただきました。本日はリラックスしてお食事と会話を楽しんでいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします」
②親
「本日はお忙しい中、誠にありがとうございます。息子○○と○○さんの結婚を前に、両家の親睦を深める場としてこのような席を設けさせていただきました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
2、乾杯の挨拶
先程と同様に、基本的には新郎または新郎側の父親が務めます。事前に誰が行うのか相談しておきましょう。乾杯の挨拶は短め&明るいトーンが好印象です。下記例文を参考にしてください。
◎挨拶(例文)
①新郎新婦
「それではみなさん、気楽にお食事を楽しんでください。乾杯!」
「お飲み物をお手に取ってください。それでは、これから両家の親睦を深めるひとときを過ごせればと思います。本日はよろしくお願いいたします。乾杯!」
②親
「二人の前途を祝して、乾杯!」
「今日はお忙しい中お集りいただき、誠にありがとうございます。両家でお会いできたご縁に感謝しつつ、今後とも末永くよろしくお願いいたします。それでは、乾杯!」
3、両家紹介
乾杯後、両家の紹介となります。
基本的には新郎→新婦側の順番に家族紹介を行います。
「こちらが父の〇〇、母の〇〇、姉の〇〇と弟の〇〇です。父から一言ずつお願いします。」
このように新郎新婦が舵を取り、紹介後に一言ずつ自己紹介してもらう形がおすすめです。趣味、職業などを添えると、後々話のきっかけにもなりやすいです。
自己紹介形式の方が、みんなの緊張が解けていきやすいです。みんなで楽しい食事会を作るためにも積極的に話す場を設けましょう。
4、会食・歓談

お好きにお食事とお話を楽しむ時間です。和やかな雰囲気を大切にしながら、お互いの理解を深められる話題ができると良いですね。会話のネタとなる定番話題を下記にご紹介していますので参考にしてください。
◎定番話題
・趣味や特技
・お仕事の内容(深掘りはNG)
・子どもの頃の話
・親の婚約・結婚時の話
・2人の出会い、プロポーズの様子
◎会話が途切れた場合
①食べ物や飲み物の話に切り替える。
「この料理美味しいですね。〇〇は子どもの頃、何がお好きだったのですか?」
「お酒お好きなんですね。家でもよく飲まれるんですか?」
②季節や天気の話題を挟む
「最近、雨が多いですね。今年は梅雨入りがいつもより早いようですね。」
「お祭りの時期になってきましたね。参加とかされてるんですか?」
③当たり障りのない質問をする
「〇〇さんは休日どう過ごされているんですか?」
「〇〇さん(相手の親)のご出身はどちらですか?」

宗教や副業、相手の健康や体型、収入の話は基本的にNGです。
①指輪お披露目会
婚約指輪をご家族に見てもらう機会は中々ありません。お二人の大事な記念を皆さんにも共有しましょう。照れくさいですがプロポーズの様子をお話すると場は盛り上がります。
②結婚式について
結婚式を挙げる場合は、場所や規模感など双方のイメージに差が出すぎないように、なるべくすり合わせておきましょう。新郎新婦の考えを伝えることも大事ですが、ご家族の意見も忘れずに聞きましょう。
5、手土産お渡し
手土産を渡すタイミングとしては2パターンあります。
①全員集合した最初の時
②お食事も終わり退室時前
タイミングを見て機会があれば、顔合わせの最初にお渡ししましょう。その際に一言添える用の実例文を下記に記載していますので参考にしてください。
◎セリフ(実例)
「本日はお忙しい中、お時間いただきありがとうございました。心ばかりですが、どうぞお納めください。」
「今日はお会いできて嬉しかったです。こちら地元で人気のお菓子なんですけど、もしよければ皆さまで召し上がってください。」
6、結びのあいさつ
基本的には新郎もしくは新郎の父親が務めますが、近年では進行役である新郎新婦が行うことが増えてきています。両親へ依頼する場合は、事前に頼んでおきましょう。
◎結びのあいさつまでの流れ
①ラストオーダー
②お会計(気を遣わせないように見えないところで行いましょう)
③席の時間まで歓談
④結びのあいさつ
◎結びのあいさつ(実例文)
①新郎新婦
「本日は私たちのためにお集まりいただき、ありがとうございました。未熟な二人ですが温かい家庭を築いてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。」
②両親
「本日は〇〇さんと△△のためにお集まりいただき、誠にありがとうございました。この縁を大切に、ふたりの幸せを見守っていきましょう。今後ともよろしくお願いいたします」
結びのあいさつが終わった後は忘れずに記念撮影しましょう!両家が揃った記念すべき1日です。ぜひ祖父母にも見せてあげましょう。
②顔合わせ場所の決め方

お互いの実家が近い場所であれば、交通の便がいい場所を選択しましょう。お酒を飲む方がいれば電車で行きやすい場所が好ましいです。
両家の実家が遠距離の場合は下記案が考えられます。
①中間地点での開催
どちらの家にも負担が少なく、交通の便がいい都市や観光地、有名なホテルや料亭などを選ぶことが出来ます。宿泊や飛行機が必要となる場合があるため、早めに予定を立てましょう。
②片方の地元で開催
新郎新婦どちらかの地元に行き、顔合わせを行う形です。双方の実家が都内と地方に分かれている方はこのスタイルが多いです。迎える側はおもてなしの気持ちで対応しましょう。
③新郎新婦の住んでいるエリアで開催
近年増えているスタイルです。2人がおもてなしをして両家を迎えいる形が好まれています。

私たちは②片方の地元で開催を選択し、東京で行いました。私の家族が東京観光を希望していたため、浅草周辺で行いました。
どれにするか、決め方は自由です。状況に合わせて柔軟にプランを組み立てましょう。遠出になると仕事の調整、飛行機の予約が必要になってきますので、早めに予定を決めましょう。
③交通費は折半するの?

もし、片方の地元で開催する際に問題となるのが「交通費の負担」です。これに対して明確なルールはなく、両家の考え方や新郎新婦の方針に委ねられることが多いです。
①新郎新婦が負担
両家の間に立つ形を取り、負担の偏りを無くすことができます。角が立ちにくいスタイルではありますが、今後の結婚式の資金や子育て資金等踏まえた上で検討しましょう。
②招く方が負担
おもてなしの一環として、遠いところまで来てくれたお礼として交通費を負担するスタイルです。「来てもらう側が出すのが常識」と考える方もいるため、事前に家族と相談しておきましょう。
③自己負担
観光ついでだからと交通費を自己負担する方も多く、都内で開催する際によく見られるスタイルです。迎える側は感謝の気持ちを忘れずに接しましょう。
④両家で折半
お互いに出し合うことで、金銭的には一番納得感が出やすいスタイルです。現金の場合はマナーとして①新札②封筒かのし袋の準備が必要ですが、当日にお金のやり取りがないように事前に銀行に振り込んでもらうなどの配慮をすると良いでしょう。
交通費負担の話は両家の金銭感覚によって変わってくるため、デリケートで難しいです。新郎新婦が間に入って事前に話し合い、方針を定めておきましょう。

私たちは東京観光も兼ねていたため、交通費は③自己負担を選びました。
④食事代はどうするの?

これに対しても明確なルールはありません。大事なのは「気を遣わせない配慮」です。下記パターンからどれが一番適しているか、家族も踏まえて相談しましょう。
①新郎新婦が負担
一番多いスタイルです。新郎新婦主催の顔合わせ会であり、両親への感謝を込めて支払うのが自然と考えられています。当日になって慌てないように、現金もしくはクレジットカード等の準備をしておきましょう。
②招いた側が負担
たとえば「新婦側の地元で開催するため新郎側が遠方から参加した場合」などで見られるスタイルです。交通費を新郎側で負担し、食事費を新婦側で負担するなど分担するのも良いでしょう。
③両家で折半
両家族とも「うちが出します」と気を遣いあうこともよくあります。会計時にそういったやり取りにならないように、事前に新郎新婦が話をつけておくとスムーズです。
④新郎側が負担
近年では結納は行わず、顔合わせ食事会のみが主流となったこともあり「ここは出させてください」と誠意を見せるかたちで新郎側が負担するスタイルです。昔からの風習では「結納=新郎側が主導」で行うものであったため、その流れを汲んで新郎側が負担するものと考える家族も多くいます。

私たちは①新郎新婦が負担。6人でコース料理(ランチ)+飲み物を含め約56,000円でした。ランチであったため飲み放題をつけませんでしたが、その場のノリもあり、みんなお酒を飲んだため、飲み放題でもよかったなと思いました。予算の相場自体は一人当たり10,000円と言われています。
⑤顔合わせ時の服装
大事な点は「両家で揃えること」
それぞれバラバラであれば温度差を感じて気まずいものになってしまいます。場所の雰囲気や親の希望など、事情を踏まえて服装を決めましょう。
◎男性の場合
・ネイビーやグレーのビジネススーツ
・きれいめなシャツやジャケット。
・カジュアルで統一する場合は、ネクタイなしでOK。
・冠婚葬祭用の黒スーツよりは明るめの方が柔らかく見えて好印象。

◎女性の場合
・ワンピースやきれいめセットアップ
・ベージュやネイビー、パステル系などの派手すぎない色味が無難。
・ノースリーブの場合は羽織ものを着用。
・地域や格式によっては和装もOK。近年は洋装が主流。

⑥手土産は必要?
結婚相手の家族として初めて出会う機会です。会話が弾むきっかけにもなりますので手土産の用意はおすすめです。片方だけが用意していることがないように、渡す場合は両家で揃えましょう。
◎Point!
・予算の相場は3,000~5,000円以下
・日持ちする和菓子や洋菓子が無難。
・地元の名産品であれば話題作りにも適切。
・お酒好きであれば焼酎やワイン等でもOK。
・アレルギーや宗教的な配慮を事前に確認。

私の母が「新婦」にプレゼントしていたものがすごく良いと思ったのでご紹介させてください。

印鑑・実印のいいはんこやどっとこむ

上記の「印鑑」です。少し重いかもしれませんが、入籍すると名字は変わり印鑑も必要になります。
妻も母親から貰えてすごく嬉しかったと喜んでいました。手土産ではなく個人的なプレゼントにはなりますが、小物で荷物にならないためおすすめです!
【番外編】無料でしおりを作るには?
両家顔合わせを行う場合には「しおり」の作成をおすすめしています。
両家ともに食事会の流れを把握することができ、会話のネタにも役に立ちます。
作成する場合はスマホアプリ「Canva」がおすすめ。しおりのテンプレートが何点かあるため、その中から好みの物を選び、写真や文字を当てはめていくだけで誰でも簡単に無料で作成することができます。

Canvaプロ以外は無料で使用可能です。共有も可能なので2人で1つのしおりを一緒に作成することができます。
⑦まとめ
事前に家族と話し合い、準備しなければいけないものは下記の通りです。
□開催場所の選定
□服装の統一(フォーマルorカジュアル)
□お店の予約と周辺の待機場所を確認
□コース料理の場合はアレルギーを確認
□当日お酒は飲むのか確認
□費用の相談(交通費や食事代)
□手土産の相談(予算や好みも確認)
□挨拶(始まり、乾杯、結び)は誰がやるのか
□しおりの作成
このように、事前準備するものは多く時間がかかります。仕事の都合や飛行機、宿泊の予約が必要になる場合もあるため早めに動いていきましょう。しっかり準備しておくことが「両家顔合わせ」を成功させるためには必要不可欠です。人生に1度の大切な時間、新たな家族との絆を深めてください。
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