2024年6月にプロポーズ。9月に入籍を入れるため、7月末に両家顔合わせを行いました。
両家顔合わせについて調べると古いしきたりのような堅苦しいやり方を紹介している記事が多くあります。だいぶ少なくなりましたが、結納をしているところもまだあるようです。
そこで今回は、「気軽なお食事会」をベースにしつつ、お相手に失礼のないやり方をご紹介します。僕が実際にやってみた感想も書いてますので、ぜひ参考にしてください。
目次
◯私たちの基本情報
まず私たちの出身や家族関係をお伝えしないと話が入ってこないと思うのでさらっとだけ紹介させてください。
両家顔合わせは「親がどういう考えでいるか」が結構左右してきます。私たちの親はどちらも「気軽さ」を望んでいたため、堅苦しさを除いたお食事会ができました。
①顔合わせ場所の決め方
お互いの実家が近い場所であれば、車か電車で行きやすい場所を選択するので良いでしょう。お酒を飲む方がいれば電車で行きやすい場所が好ましいです。
私たちみたいに遠距離の場合(愛媛〜千葉)は下記案が考えられます。
①中間地点で開催(例:大阪)
②彼氏側ので開催。(例:愛媛)
③彼女側の実家で開催(例:千葉もしくは東京)
私たちは東京で開催することに決めました。私の家族が東京観光を希望していたからです。観光がしやすい浅草にしました。
ここら辺の決め方はそれぞれだと思います。私たちみたいに観光ついでにしても良いですし、中間地点にして片方に負担をかけすぎない配慮も大事です。遠出だと仕事の調整、飛行機の予約が必要になってきますので、早めに予定を決めましょう。
②遠出の場合、交通費は折半するの?
私たちの場合は④新郎側が払うを選びました。理由としては東京観光も兼ねていたからです。私的には②両家が交通費を折半するが一番おさまりが良いと思います。新郎新婦でよく話し合い、事前に決めて家族へ連絡しておきましょう。
現金の場合、マナーとして①新札の準備②封筒かのし袋の準備が必要です。おすすめとしては新郎新婦が間に入り、事前に銀行に振り込んでもらうなど、当日にお金のやり取りがないように配慮すると良いでしょう。
③食事代はどうするの?
基本的には招待した側である新郎新婦が払います。当日になって慌てないように現金もしくはクレジットカード等の準備をしておきましょう。
割烹とんぼ|本所吾妻橋|会席・お祝いコース
私たちは割烹とんぼさんへお邪魔しました。6人でコース料理(ランチ)+飲み物を含め約56,000円でした。予算の相場は1名10,000円と言われています。私たちはランチだったため飲み放題をつけませんでしたが、皆さん案外お酒も飲まれたため、飲み放題でもよかったなと思いました。事前に聞いて確認しておくと良いでしょう。
④顔合わせ時の服装
まず大事なのは「両家で揃えること」
それぞれバラバラであれば温度差を感じて気まずいものになってしまいます。場所の雰囲気や親の希望など、事情を踏まえて服装を決めましょう。
私たちは「気軽な食事会」がベースであったため、服装は「カジュアル」で統一しました。
「両家顔合わせ食事会」はこれでOK!当日の流れと服装、準備や会話のマナーを徹底解説 | みんなのウェディングニュース
⑤手土産は必要?
結婚相手の家族として初めて出会う機会。会話が弾むきっかけにもなりますので手土産の用意はお勧めです。片方だけが用意していることがないように、事前に予算や好みを伝えて準備するように伝えておきましょう。実家が離れている場合は、地元の銘菓がおすすめです。
予算の相場は3,000~5,000円以下です。
◎私の母が「新婦」に渡していたものがすごく良いなと思ったのでご紹介します。
それは「印鑑」です。少し重いかもしれませんが、入籍すると名字は変わり印鑑も必要になります。奥さんもお母さんから貰えてすごく嬉しかったと言っていました!手土産というよりは個人的なプレゼントにはなりますが、小物で荷物にもならないしおすすめです!
[印鑑の格安&スピード販売/安心の10年保証]印鑑・実印のいいはんこやどっとこむ
⑥両家顔合わせの流れ
私たちは事前にしおりを作成していたので、それに沿った流れで行いました。
・集合
新郎新婦側は可能な限り、1番に来て案内できるようにしましょう。お店前集合にしましたが、外で待つには暑かったのでお店の人に相談して少し早めに入らせていただくことに。家族から到着の連絡が来たら店外まで出向き、席まで案内していました。
席順は下図が無難です。
1、はじまりのあいさつ
全員到着後に新郎側から軽く挨拶をして飲み物を尋ねます。お店の方も全員到着後は飲み物のオーダーを待っていますので、手短に済ませる方が好ましいです。来てくれたことへの感謝と本日がどういった会なのかをしっかり伝えましょう。
準備していたしおりはこの時に配りました。乾杯の挨拶後でも良いと思います。
2、乾杯の挨拶
基本的には新郎側の父、もしくは新郎が務めます。事前に話し合っておきましょう。私たちは「新郎」が行いました。はじまりのあいさつも済んでいるため、乾杯の挨拶は手短にしています。
3、両家紹介
乾杯の挨拶後、新郎側家族から順に家族紹介を行いました。新郎、新婦の口から紹介していく方法もありますが、私たちは、それぞれ話してもらいたかったため自己紹介形式をとりました。みんなの緊張が解けていくのが目に見えてわかったため、他己紹介よりおすすめです!
しおりに家族紹介を書いておくと、より分かりやすくて良いと思います。
下記写真はCanvaにある無料テンプレート(家族紹介ページ)です!
4、会食・歓談
お好きにお食事とお話を楽しむ時間です。誰も話さない気まずい空間にならないかが心配でしたが、しおりの内容から会話に繋がることが多く充実した時間を過ごせました。これらからしおり作りは絶対にした方が良いです!
5、手土産お渡し
渡すタイミングとしては2パターンあります。
①全員集合した最初の時
②お食事も終わり退室時前
結論、どちらでも良いでしょう。私たちは最初に渡そうと考えていましたが、タイミングが合わず、お会計終わりの退室時前に渡しました。
6、結びのあいさつ
基本的には進行役の新郎新婦側が行いますが、親へ依頼しても良いでしょう。私たちは「新婦」が行いました。流れとしては①ラストオーダー②お会計をする(気を遣わせないように見えないところで行いましょう)③席の時間まで歓談④結びのあいさつです。
結びのあいさつが終わった後は忘れずに記念撮影しましょう!両家が揃った記念すべき1日です。写真を祖父母たちに見せると大変喜びますよ。
・【無料】しおりを作るには?
圧倒的にスマホアプリ「Canva」がおすすめ。しおりのテンプレートが何点かあるため、その中から好みの物を選び、写真や文字を当てはめていくだけで誰でも簡単に作成することができます。
Canvaプロ以外は無料で使用可能です。共有も可能なので2人で1つのしおりを一緒に作成することができます。
⑦まとめ
今回は両家顔合わせの流れについてご紹介しました。何事も準備が大切です。挨拶の練習やしおりの準備、進行の確認をしっかり行い、当日に慌てなくていいようにしましょう。また事前に家族と連絡を取っておきましょう。
・服装はどうするのか
・手荷物は必要か、予算はどうするか
・乾杯の挨拶は誰がやるのか
・当日お酒は飲む予定か
・交通費や食事代はどうするのか
ざっとでもこれだけ確認しておくことがあります。しっかり準備しておくことが「気軽な食事会」を成功させるために必要です。人生に1度の大切な場面、成功を祈っております!
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